鈴木一葉ギター教室のブログ

guitarmama.exblog.jp
ブログトップ

偽ベートーベンのこと

しばらく投稿しないで、しかも今年初投稿話題がこんなんでスミマセン。
ここ数日、私にとってはオリンピックよりも気になる話題だったもので。

耳の聞こえない現代のベートーベン、実は別の人の作曲だった・・・!

実は1年ほど前、とある音楽イベントの打ち上げで、この人のことが話題になった。
「ねぇねぇあの人知ってる?」「すごいよね~」「感動するよな~」という会話の中、
私だけシラーッと頬杖ついて芋焼酎を傾けていた。

A君「鈴木さん、あの人のこと嫌いなの?」
私「好き嫌いじゃなくてさ~。なぁ~んかウソくさいんだよね~。
  あれ、全部ネタだったらどうする?」
A君「全部って・・・?」
私「全部ったら全部よ。」
A君「もしそうだったら、俺、人間不信に陥りそう・・・。」

A君、今頃どうしてるかな。心配だ。

私はギター講師はしているものの、専門的に勉強した経験もなく、
特にクラシック音楽に詳しい訳でもない。
だから偽ベートーベンの作品(実際は別の人の作品)をどうこう評価することはできないが・・・

しかし!最近冴えてるんだ!普段あまりあてにならない、おばさん特有のカンが。
全体トータルしてあやしさが出てるんだけど具体的に、私があやしいとおもった理由↓

その1.手の包帯&サポーター
理由:本人曰く「ピアノ弾きすぎて腱鞘炎」とのこと。(今となっては「ちょっと弾いてみてくださいよ」と
言われないための伏線アイテムだったのだが。)演奏家でもないのに、腱鞘炎になるほどピアノを弾くだろうか?その割には、金スマに出たとき、部屋には楽器一つなかった。楽器部屋が別にあったとしても、作曲するなら楽器のそばでやるのが普通じゃない?腱鞘炎の話に戻るが、私には「音楽を生業にする人にとって、腱鞘炎は避けられる」という持論がある。定年のないこの世界で生きると決めた人なら誰でも「弾けなくなるわけにはいかない」という気持ちがあるんじゃないかしら?手を酷使すれば、そりゃ痛む。痛めても弾かなきゃならない場面があったとしても、弾けなくなるほど無理はしない。無理しなくていいような力加減を考える。それでもだめなら、大事な場面まで休ませる。現状維持がベストという考えで行く。でもこの人、そんな場面なさそうだし、腱鞘炎は休ませれば治る。少なくとも何年も四六時中サポーターや包帯でぐるぐる巻きにしなくてもいいわけです。ちなみに私は腱鞘炎になったことが一度あります。大量の栗を素手で剥きすぎて(笑)。先生失格ですな。栗ごときでギターを弾けなくしてしまうなんて。勿論生徒さん達には正直に言いました。でも今後、たとえギターで腱鞘炎になったとしても、隠すと思う。スキーのインストラクターがこけて骨折みたいで、恥ずかしいから。私が生徒だったら「こんな先生に習ってて大丈夫?」って不安になるし。

その2.大量の薬
テレビで見た作曲中の偽ベートベンの机の上には、ランプ、書きかけの楽譜、鉛筆、マリア像、そして大量の薬。マリア像もわざとらしかったけど、もっとわざとらしさを感じたのが、いろんな種類の薬。基本的に薬を見せる人を信用してはいけない。お医者さんからもらった薬って、時間で決めて飲むものだから、常に作曲する机に置いてあるって変でしょ。食後に「ちょっと失礼」って飲むならいいけど、必要最低限のものしか置いてないっていう割にはねぇ・・・。ちなみに私も合奏曲の編曲で集中することがある。PCでやるんだけど、半径1メートル以内に置くものとしては、タバコと、水筒に入れた大量のコーヒーorがぶ飲み用安白ワイン、ポテトチップスのりしお味だな。おっと忘れてたギターギター。

実はこういうことに騙されちゃうんだよな~。
イメージって大事だもんね。
生活臭丸出しだもんな。この教室。この先生。反省しよう。
でも、公表してくれた本物のベートーベンさん、誠実そうな人でよかったな~。
フィギュアスケートの高橋君も、動揺なんかせずに、こんな誠実な人が作った曲で演技できると思って、頑張ってほしいですね。
by guitarmama | 2014-02-09 00:16 | ギターのこと